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長崎神経医療センターがIBM製超高精細LCDを大量導入

» 2004年04月05日 17時41分 公開
[ITmedia]

 国立病院機構の長崎神経医療センター(長崎県川棚町)はこのほど、日本アイ・ビー・エム(IBM)の超高精細液晶ディスプレイ「T221」を94台導入した。医師全員に1台ずつ割り当て、X線写真などのデジタル画像を患者に対し分かりやすく説明できるようになるとしている。

 同ディスプレイは22.2インチ/3840×2400ピクセル(920万画素)の超高解像度表示が可能。視野角は水平垂直とも170度と広い。従来のディスプレイに比べ画像が鮮明で、放射線科を含め全診療科で読影に十分使用可能と評価した。

 同時に「ThinkPad T41」を55台導入し、全医師と看護師長に支給。無線LANで病院のどこからでも病院情報システムにアクセスできるようにした。

 同センターは1990年に総合病院情報システムを導入、1994年からGUIによる患者情報や画像データなどの集中管理を始め、2000年に電子カルテシステムを導入した。

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