電子支払い処理を手掛ける米First Dataのコンピュータハードウェア上の問題が原因で、米小売最大手Wal-Martの買い物客が二重課金されるという事件が発生した。影響は全米各地のWal-Mart顧客に及んでおり、80万件余りのクレジット/デビットカード取引で、同じ買い物について二重あるいは三重の課金がなされた。
First Data広報担当のステイシー・バスビー氏によると、ハードウェアのどこに根本的な問題があるのかはまだ判明していないが、影響を受けた小売業者はWal-Martだけだという。
同氏によれば、多重課金は3月31日、MarsterCardとVISAカードの口座で発生。4月2日には返済したという。
First DataとWal-Martは無料ホットラインを解説し、この事件についての問い合わせに対応している。
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