米Sun Microsystemsは4月7日、SPARCおよびx86システム向けSolaris 9の6番目のアップデートを発表するとともに、「Software Express for Solaris」の新版に盛り込まれる次世代版Solaris 10の機能を新たに披露した。
Solaris 10は年内にリリースが予定されており、SunはSoftware Expressプログラムを通じて、開発中の新機能を月例でダウンロード提供している。Solaris 10ではN1グリッドコンテナが導入されるほか、ダイナミックトレーシング(DTrace)、プロセス管理機能を備えた暗号化フレームワークなどが盛り込まれる。最新版のSoftware Expressでは、ソフトのインストールやパッチ当てのためのWebインタフェース、スパム削減のための技術などが追加披露されている。
Solaris 9のアップデートでは、ボリュームマネジャーやパフォーマンスの強化が図られ、OpteronプロセッサとUltraSPARC IVプロセッサ搭載マシンにも新たに対応。Intel製Pentium 4 Xeonのハイパースレッディング機能をフルサポートした。
Software Express for Solarisの3月版は同社サイトで提供中。4月版は12日にリリース予定。Solaris 9のアップデートも同社サイトからダウンロードできる。
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