マイクロソフトは5月7日、ウイルス「Sasser」に関する情報を提供するため、フリーダイヤルのセキュリティ相談窓口のオープン時間を5月21日まで延長すると発表した。また、携帯電話用のWebサイトでの情報提供も開始した。
相談窓口の電話番号は0120-69-0196。5月8日から21日までの利用可能時間は以下の通り。
日程 | 受け付け時間 |
---|---|
5月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日) | 午前10時−午後9時 |
5月10日(月)−14日(金)、17日(月)−21(金) | 午前9時30分−正午、午後1時−午後9時 |
これ以外の日程では従来どおり、平日は午前9時30分−正午と午後1時−午後7時まで受け付け、土日祝日は休業する。
携帯電話用サイトのアドレスは「http://www.microsoft.com/japan/support/si.asp」。
また、Sasserの対策法をFAXで提供するサービスもこのほど開始した。FAX番号は03-5454-8100と03-5972-7149。BOX番号はWindows 2000用が324788、Windows XP用が324789。
日本ネットワークアソシエイツがまとめた5月7日午後4時現在の国内感染被害は、Sasser AからDまでの4種合計で980台、187社と、前日の513台、117社から急増している。中でも、CPU負荷が重く危険度の高いSasser Cの感染被害が723台、83社と最も多く、感染数は前日からほぼ倍増している。
同社では「亜種だけでなく、Netskyなどメール感染型のウイルスとのブレンドタイプの発生も懸念される」とし、ウイルス定義ファイルの更新と修正パッチのインストールを強く勧めている。
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