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» 2004年05月12日 08時49分 UPDATE

Sasserワームにまた新たな亜種出現

PandaLabsはSasserワームの新たな亜種「Sasser.F」が出現したと発表。未熟なハッカーがオリジナルのコードに若干手を加えたか、Sasserの作者は単独で動いていたのではなく、別の人物が亜種を撒き散らしている可能性もあると指摘している。

[ITmedia]

 セキュリティ企業Panda SoftwareのPandaLabsは5月11日、Sasserワームの新たな亜種「Sasser.F」が出現したと発表した。今回の亜種は当初のSasserとわずかな違いがあるだけで、非常に似通っているという。

 Sasser.Fは最初のSasserが出現したのと同じ4月30日に作成されたようだとPandaLabsは指摘。Sasser作成の容疑者がドイツで逮捕されたのは5月7日だった。

 「未熟なハッカーがオリジナルのコードに若干手を加えてSasser.Fを作成したようだ。もう一つの可能性として、Sasserの作者は単独で動いていたのではなく、別の人物が以前に作成されたこれら亜種を撒き散らしている可能性もある。しかしSasserの進化を調べ、Sasser.Fには新機能が何も加わっていないという事実から判断すると、これは別の人物によるものだと判断できる」と、PandaLabs責任者のルイス・コロンズ氏は解説している。

 今後もSasserやCycleなどLSASSの脆弱性を突いたワームの新たな亜種が出現する可能性は非常に高いとして、Panda SoftwareはMicrosoftの脆弱性修正パッチの適用とウイルス対策ソフトの更新を呼びかけている。

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