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ソフトを使用に応じて従量課金できる「ソフト電池」

» 2004年05月12日 12時50分 公開
[ITmedia]

 パルティオソフトは5月12日、ダウンロード販売したソフトを、使用時間や使用回数に応じて課金できる「Paltioソフト電池」のパッケージ版を発売した。

 ソフト電池は、ソフトを動かすための“仮想電池”。対応ソフトはソフト電池とセットにしないと動かない。電池残量は、ソフトの使用期間や各機能の使用回数に応じて減らせる。残量がなくなってもソフトを使い続けたい場合は、ソフト電池を新たにダウンロード購入する必要があるため、ソフトの使用に応じた従量課金が可能となる。ソフト電池購入時の決済はパルティオソフトが代行する。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。

 個人開発者向け製品は、初期費用3万円と、ソフト電池発行1回につき販売価格の30%が必要。法人向けは初期費用が98万円。1タイトル追加につき5万円加算され、従量制のソフト電池発行1回ごとに500円、永久使用権を認める「百年電池」発行1回ごとに1000円が必要。また、法人向けのASPサービスとして、初期費用5万円、月額1万円(2タイトル目以降は5000円)プラス、ソフト電池販売価格の15%を徴収するサービスもラインアップする。

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