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HP、過去最高の売り上げ達成

» 2004年05月19日 08時41分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)が5月18日発表した同社第2四半期(2〜4月期)決算は、売上高が過去最高の201億ドルで前年同期比12%増、純利益は8億8400万ドル(1株当たり29セント)となった。前年同期の純利益は6億5900万ドル(同22セント)だった。

 各部門で収益が伸び、パーソナルシステム部門は前年比17%、サービス部門は15%、イメージング/プリンティング部門11%、エンタープライズストレージ/サーバ部門8%、ソフト部門は23%それぞれ増加した。

 地域別の売り上げではアジア太平洋が22%、日本が21%の大幅な伸び。だが為替の影響を調整すると、全社的な売り上げの伸びは4%となる。

 HPは先日、カナダ政府との契約トラブルをめぐり、1億500万ドルを弁済することで合意したが、これが第2四半期の1株利益に約2セントの影響を与えたとしている。

 2004年度下半期の売り上げ予測は397億〜407億ドルに上方修正。現在のアナリスト予測では397億ドルを見込んでいる。

 会長兼CEOのカーリー・フィオリーナ氏は「当社史上初めて四半期売り上げが200億ドルを突破し、PC、エンタープライズ機器、ソフト、サービス、イメージング&プリンティングでも記録的な第2四半期収入を達成した。この業績は、当社が競争の激しい市場で全製品を通じて勝利を収め、成長していることを示すものだ」との談話を発表している。

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