静岡県沼津市議会は6月から、議事録の作成にリアルタイム音声認識システムを導入する。
同市議会では従来、議会を録音したテープを職員が復唱して音声認識させ議事録化していた。6月定例会からアドバンスト・メディアの「AmiVoice 議会議事録作成支援システム」を導入。議会の音声を直接認識させることで、ほぼリアルタイムで議事録を作成できるという。
同システムは、不特定話者の録音音声を事前学習なしで認識してテキスト化できる。会話文特有の文法や方言にも対応するほか、音声を聞き直しながらのテキスト訂正も簡単にできるという。本会議に加え、答弁内容や発言順が決まっていない委員会についても実用に耐えるとしている。
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