住友商事は5月24日、総合商社としては初めてクレジットカード事業に本格参入すると発表した。同社が出資するCATV最大手ジュピターテレコム(J-COM)の加入者向けにカードを発行する。
100%出資子会社の「住商カード」をこのほど設立、三井住友カードと提携し、VISAブランドのカードを発行する。一般向けのプロパーカード「Soblio」(ソブリオ)に加え、J-COMとJ-COMブロードバンドグループの全国32局と提携、CATVユーザー向けカードも発行する。
住友商事はJ-COMや、TVショッピングの「ジュピターショップチャンネル」、ブランド服・雑貨のエディ・バウアー・ジャパン、ドラッグストアのトモズなどを展開。合計で数百万人規模の顧客基盤を個人向け金融サービス事業に活かすのがねらいで、将来はグループ内で共通のポイントサービスを提供するなど、他社カードとの差別化を図っていく。
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