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HP、SOA推進でBEAとの連携強化

» 2004年05月26日 08時44分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は5月25日、サービス指向アーキテクチャ(SOA)推進に向け、新ソフト/サービスとBEAとの協力関係強化を発表した。

 HPはSOAを、HP Adaptive Enterprise戦略を実現するための基本的要素と位置付ける。BEAのユーザー会議BEA eWORLD 2004で講演に立ったHP最高戦略・技術責任者のシェーン・ロビソン氏は、SOAは企業がビジネスとITをシンクロさせるための「鍵となる手段」だと述べた。

 HPはこの日、企業、サプライヤー、パートナーのシステム間にリアルタイムの可視性をもたらし意思決定を支援するという新ソフト「Real-Time Information Director」を発表。またTalking Blocks買収で取得した技術を一部採用したHP OpenView Management Integration PlatformベースのSOA管理ソフトと、既に500以上の顧客のSOA実装にかかわっているHPコンサルティング/インテグレーション部隊によるSOA実装サービスも発表した。

 HPとBEAは、両社の顧客が簡単かつ効果的にSOAを設計・導入・管理できるようにするため、HP OpenView管理ソフトとWebLogic Enterprise Platformの統合を強化することで合意した。

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