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携帯ユーザー、マルチメディアに関心は少数派?

» 2004年06月04日 08時35分 公開
[ITmedia]

 調査会社Strategy Analyticsは6月3日、米国の携帯電話ユーザー1000人を対象に実施した調査結果を発表、接続性と使い勝手の向上を望む声が高まっていると指摘した。

 コードレスヘッドフォンが欲しいとの回答は54%、トランシーバ機能の「Push-to-Talk」を使いたいとの回答は50%。個人情報管理機能の向上も3分の1以上が望んでいる。

 また、Bluetoothに関心を示したユーザーは22%。半面、ビデオや音楽アプリケーション、ゲームなどに関心を示したのは10人のうち1人にとどまった。マルチメディアや実務用アプリを牽引するのは実用主義者や技術通、若者などだが、一方で市場の半分以上を形成する保守層や周囲に流される層をSMSからどう移行させるかが、通信事業者にとっては課題になるだろうと報告書は指摘している。

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