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» 2004年06月10日 12時41分 UPDATE

「共同開発企業の同意なしでWWWCにライセンス」とIBMが訴えられる

[ITmedia]

 カナダのZero-Knowledge Systems (ZKS) は6月7日、モントリオール州ケベックの高等裁判所にIBMを提訴した。ZKSの主張によると、ZKSとIBMの共同開発に関するIBMの行為は、カナダ著作権法を侵害し、ケベック州民法に反するという。

 訴状によれば、ZKSのEnterprise Privacy Unit(現在ではSynomosという法人になっている)とIBMは、2001年6月から2002年2月まで、XML言語で企業のプライバシーポリシーを記述するための共同開発を行っていた。

 ZKSによれば、この共同作業のベースになったのは、ZKSが以前に開発していたPrivacy Rights Markup Language (PRML) で、守秘義務契約に基づきIBMに情報公開されていた。両社の共同作業によりEnterprise Privacy Markup Language 1.0 Specificationが2002年2月に完成し、ZKSとIBMがその著作権者として記載されているという。

 この規格をもとにIBMはEnterprise Privacy Authorization Languageを開発し、World Wide Web Consortium(WWWC)に対して発表、公開し、提出を行ったが、ZKSの貢献を明記しておらず、法律により必要とされるZKSによる許可もしくは同意も得ていないという。

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