プラスと日立ビルシステムは、学校内の異常を職員室に無線で通報できる「緊急通報システム:ST伝令隊」を共同開発した。6月21日に発売する。
教室や廊下に取り付けた送信機のボタンを押すと、職員室などに設置した受信機が通報元をLEDパネルに表示し、警報灯とブザーで周囲の人に告知する。発信機は、壁面取り付け型のほか、ペンダント型や腕時計型も選べる。
中継機を2台設置すれば、300メートルの距離から通報可能に。グラウンドやプールなど、屋外の離れた場所からの通報も検知できるとしている。
電池の消耗や妨害電波、機器カバーの異常開閉などを1日1回チェックする自己診断機能を搭載した。
壁面取り付け型発信機15機とLEDボックスなどをセットにした標準モデルは146万3700円(税込み)。
オプションで、同システムと学校内のサイレンや防犯カメラやを連動させられるほか、日立ビルシステムが保守や点検を行なうアフターケアサービスも用意した。
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