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子どもがネットを安全に使うために――各地で親子向け講座

» 2004年06月23日 17時03分 公開
[ITmedia]

 インターネットの安全な利用法を小中学生の親子などに教える無料講座が、栃木県の小学校とNECでそれぞれ行なわれる。

 栃木県宇都宮市の清原中央小学校では、「ネット時代のパソコン安全教室」として、保護者向け講座を6月26日午後1時から4時まで開催する。夏休みに開く子供向け講座に先立ち、まず親がネットの安全な使い方を学び、子どもに教えられるようにする。

 危険なWebサイトに偶然アクセスするケースや、ウイルス感染とその対策などの紹介を通じて、子どもを安全にインターネットに親しませる方法を考える。

 申し込みはWebサイトから。定員は80人で、希望者多数の場合は清原地区小中学校のPTAが優先される。

「NECネット安全教室」の様子。1999年から行なっているという

 NECは、NPO法人の日本ガーディアン・エンジェルスと協力して「NECネット安全教室」を開催。小学校3−6年生とその保護者向けに、ネットの安全な使い方を教える。

 知らない人から電子メールが届いたときの対処法や、自分の連絡先を教える危険性、チャットや掲示板で守るべきルールなどを、メールやチャットを実際に体験させながら教え、最後にクイズ形式で復習する。

 6月26日の午後1時から2時半と、午後3時から4時半の2回、東京・恵比寿ビジネスタワー18階のセールスフォース・ドットコム内で開く。7月以降も東京・大阪で順次開催予定だ。参加申し込みはメールなどで受け付ける。

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