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JBossアプリケーションサーバ、近々J2EE認定の見通し

» 2004年07月01日 08時03分 公開
[IDG Japan]
IDG

 JBossはオープンソースのJavaアプリケーションを提供しているが、J2EEの認定をまだ受けていない。同社幹部によれば、J2EE認定は間近だという。

 この認定はオープンソースのアプリケーションサーバとしては初めてだと同社の創設者で会長兼最高経営責任者のマーク・フルーリ氏はサンフランシスコで開催中のJavaOne 2004で語った。「とても近いところまでこぎ着けている。今日にも終わると思う」とフルーリ氏。

 これまで認定がされなかったのは、オープンソースのアプリケーションサーバということ自体が認定に不適格だったためで、Javaの最新版であるJ2EE 1.4ではオープンソースシステム向けの認定が可能になったと同氏は説明。数十万ドルもの認定費用はIntel、Borland、Hewlett-Packardが援助したという。

 JBossは昨年、JavaOneに出席せず、近くの会場で独自のカンファレンスを同時開催したが、今年はJavaOneに正式に出展している

 同社はJavaOneで一連の発表を行った。まず、NovellのexteNdプラットフォームとJBossの顧客のための技術サポートをNovellが行うという発表。さらに、分散型の高機能オブジェクトキャッシング用ソフトであるJBossCache 1.1をアナウンス。ミドルウェア提供のための研究開発センター、JBossLabsの設立も発表された。

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