JBossはオープンソースのJavaアプリケーションを提供しているが、J2EEの認定をまだ受けていない。同社幹部によれば、J2EE認定は間近だという。
この認定はオープンソースのアプリケーションサーバとしては初めてだと同社の創設者で会長兼最高経営責任者のマーク・フルーリ氏はサンフランシスコで開催中のJavaOne 2004で語った。「とても近いところまでこぎ着けている。今日にも終わると思う」とフルーリ氏。
これまで認定がされなかったのは、オープンソースのアプリケーションサーバということ自体が認定に不適格だったためで、Javaの最新版であるJ2EE 1.4ではオープンソースシステム向けの認定が可能になったと同氏は説明。数十万ドルもの認定費用はIntel、Borland、Hewlett-Packardが援助したという。
JBossは昨年、JavaOneに出席せず、近くの会場で独自のカンファレンスを同時開催したが、今年はJavaOneに正式に出展している。
同社はJavaOneで一連の発表を行った。まず、NovellのexteNdプラットフォームとJBossの顧客のための技術サポートをNovellが行うという発表。さらに、分散型の高機能オブジェクトキャッシング用ソフトであるJBossCache 1.1をアナウンス。ミドルウェア提供のための研究開発センター、JBossLabsの設立も発表された。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR