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Oracleの「10g」技術、Mac OS Xに対応

» 2004年07月01日 08時09分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Oracleは6月30日、Apple ComputerのMac OS Xに対応した「JDeveloper 10g」と「Database 10g」を年内にリリースする計画を発表した。

 この計画は、米サンフランシスコで開催されているAppleのWWDCとSun MicrosystemsのJavaOneカンファレンスでOracle幹部が発表。Mac OS Xを使ってJ2EEアプリケーションとWebサービスの開発に当たっているJava開発者は、Oracle JDeveloperのJ2EEフレームワークとビジュアル開発環境の恩恵を受けられるようになると述べている。

 JDeveloper 10gをAppleデベロッパー向けに提供する計画は、人気上昇中のMac OS Xを含む主要プラットフォームのすべてでJava、Webサービス、データベース開発者を支援するというOracleの姿勢を裏付けるものだと同社は説明。また、Mac OS X向けのDatabase 10gによって、コスト効率が高くスケーラブルかつ信頼性の高いデータベースソリューションが提供できるとしている。

 Mac OS X版のDatabase 10gは、Early Adopters Release 2の無償ダウンロード提供を即日開始、今年下半期中に製品版をリリースする計画。JDeveloper 10gは下半期中にリリース予定となっている。

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