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AMD、フラッシュメモリ堅調で黒字達成

» 2004年07月15日 08時52分 公開
[ITmedia]

 米AMDが7月14日発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比96%増の12億6200万ドル、最終損益は3200万ドル(1株当たり9セント)の黒字となった。前年同期は1億4000万ドル(同40セント)の赤字を出していた。

 ロバート・リベットCFOは発表資料で「フラッシュメモリのSpansionが記録的な売り上げを達成、営業利益は3倍強の4500万ドルとなった。OpteronとMobile Athlon 64の売上増大が牽引し、マイクロプロセッサ事業の利益率は2けた台に乗せた」と説明している。

 メモリ事業部の売上高は前年同期比220%増、前期比7%増の6億7300万ドル。コンピュテーションプロダクト事業部の売上高は5億5400万ドルで、前年同期比で36%増、前期比では3%減少した。

 AMD64の需要がこの四半期中に大幅に拡大し、企業の需要増加と大口顧客への出荷増に支えられてOpteronの売り上げも伸びたとAMDは説明。Mobile Athlon 64を搭載したコンシューマー向けノートPCの販売も大きく伸びたとしている。

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