米電話会社をハッキングした男性を起訴
米ニューヨーク州イーストチェスターの男性が、Verizon Communicationsの所有するコンピュータをハッキングした容疑で起訴された。
連邦警察は7月12日に、マンハッタンのニューヨーク南地区連邦地裁にウィリアム・クイン容疑者に対する起訴状を提出した。
起訴状によると、「decoder」と名乗っていたクイン容疑者は今年1~4月の間、VerizonのDirect Access Testing Units(DATU)を利用するためのパスワードを入手した。DATUは、技術者が電話回線のテストの際にVerizonの電話番号を無効にするために使うコンピュータ。
検察は、同容疑者がこのパスワードを使ってVerizonのシステムに100回以上侵入し、全米のさまざまな地域の局番で電話番号をテストし、無効にしたとしている。
また検察は同容疑者が、VerizonのさまざまなDATUのパスワードと、それを使って同社のコンピュータに侵入する方法を「フリーキング」専門のWebサイトに投稿したと申し立てている。フリーキングとは、電話会社のシステムをハッキングする行為を言う。
さらに起訴状には、VerizonはDATUシステムのセキュリティの回復に12万ドルを投じなくてはならなかったと記されている。この費用には、全米のDATUの電話番号の変更、DATUのパスワード変更に当たった従業員の残業代などが含まれる。
クイン容疑者は15日に法廷に召喚される。有罪判決を受けた場合、最大で5年の禁固刑と25万ドルの罰金が科される。
同容疑者の弁護士ローランド・トー氏にコメントを求めたが、連絡が付かなかった。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
4
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
5
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
6
緊急地震速報「震度7」は誤報、東伊豆町が謝罪 研修中の人為的ミス
-
7
「NERV防災」緊急地震速報のカウントダウンをロック画面に表示 リアルタイム更新通知に対応
-
8
Amazon、Beeの新AIデバイス2機種発表 リストバンド型とスマホ装着型、会話を要約し「Alexa+」と連携
-
9
バーガーキング、約1118万件漏えい 公式アプリ会員システムに不正アクセス
-
10
デジハリ大、「Claude」を全学導入へ──国内初、“回数気にせず”使い放題に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR