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JBoss、J2EE 1.4認定獲得

» 2004年07月20日 07時52分 公開
[ITmedia]

 JBossは7月19日、JBoss Application Server 4.0がオープンソースのアプリケーションサーバとして初めてSun MicrosystemsのJ2EE 1.4認定を受けたと発表した。

 JBossはJava認定をめぐって長年Sunと対立してきたが、その後この論争を決着させ、昨年11月にSunから準拠テストのライセンスを取得。テスト用のハードをIntelが提供し、Borland Software、IONAといったパートナー企業の協力を得て作業を進めていた。

 JBoss社長兼CEOのマーク・フルーリー氏は発表文で「JBossの準拠認定は、J2EEとオープンソースを結びつける取り組みにおいて重要な到達点だ」とコメント。Sunも「J2EE仕様の向上、およびオープンソース開発コミュニティのダイナミズムをJ2EE市場にもたらすため、SunとJBossは緊密に協力しており、SunはJBoss Application ServerのJ2EE認定達成を歓迎している」(エンジニアリング担当副社長カレン・テガン氏)との談話を寄せている。

 発表によれば、JBoss Application Serverのダウンロード数は2001年3月以来、500万を超えている。最新版はhttp://www.jboss.org/downloads/サイトから提供されている。

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