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Seagate、リストラで赤字計上

» 2004年07月21日 18時24分 公開
[ITmedia]

 ハードディスクベンダーのSeagate Technologyは7月20日、7月2日締の第4四半期業績で3300万ドルの赤字を計上したと発表した。売上高は13億4000万ドル。一株当たり0.07ドルの損失となっている。同社によれば、この結果には3900万ドル分のリストラ費用が含まれているという。2003年の第4四半期は、15億5000万ドルの売上高、1億6000万ドルの利益を計上していた。

 通期では売上高が62億2000万ドル、利益が5億2900万ドル、一株当たり利益が1.06ドルとなっている。前年は64億9000万ドルの売上高、6億4100万ドルの利益だった。

 同社では、ラインアップが不足しているノートブック製品に関し、年末までに2モデルを投入する予定で、コンシューマー向けのより小型なドライブでは業界初の1インチ5Gバイトドライブ「ST1 Series」を出荷開始し、音楽プレーヤー、デジカメ、ビデオプレーヤーへの採用を狙うという。ST1 Seriesは、Creative Technologyの新しい携帯オーディオプレーヤーでの採用が決まっている。

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