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Veritas、ストレージ管理・クラスタリングソフトをLinux対応に

» 2004年08月03日 08時56分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Veritas Softwareは、ストレージ管理・クラスタリング製品のサポートを拡大し、Red Hat Enterprise Linux 3.0を採用するIntel Itanium 2プロセッサベースのプラットフォームに対応した。

 Veritasは、Linux向けに「Veritas Foundation Suite 2.2」「Veritas Cluster Server 2.2」をItaniumアーキテクチャに載せて提供する。IA-32ならびにItaniumベースのアーキテクチャで、Linuxプラットフォームのサポートを拡大する考えだ。

 ユーティリティコンピューティングの実現に向けては、ビルディングブロック方式を採用。エンタープライズクラスのファイルシステム、ボリュームマネジメント、クラスタリングソリューションをLinux採用のItaniumベースのプラットフォームにまで広げることで、顧客はIntelアーキテクチャとLinuxを導入するコスト面の恩恵を受け、Itanium環境の管理性・可用性を強化できるようになるという。市場調査会社IDCによると、Linuxを採用するItaniumベースのサーバ市場は、2008年までに20億ドル規模に成長する見通し。

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