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MS、64ビットOSとの交換プログラム提供へ

» 2004年08月03日 09時00分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米Microsoftは「Windows Server 2003 for 64-bit Extended Systems」の新しいβ版をリリースする。このOSが来年正式リリースされる前に64ビットのハードを購入したユーザー向けには、ライセンス交換プログラムを提供する計画だ。

 Microsoftは7月27日、当初年内に予定していた64ビット版Extended Systemsの出荷が来年下半期にずれ込むと発表した。64ビットプラットフォームへの関心がまだ評価段階を出ていないことはMicrosoftも認めているが、同OSの出荷延期が決まった今、この関心を薄れさせたくない考えだ。

 AMDまたはIntel製のx64チップと32ビット版のWindows Server 2003搭載コンピュータを購入したユーザーは、64ビット版のExtended Systemsが出荷された段階で、32ビット版のライセンスと交換できるようにする。

 32ビット版と64ビット版は同じ価格になるが、このオファーはユーザーのハードへの投資をさらに保証するものだと、Windowsサーバ事業部門ディレクターのデニス・オールドロイド氏は話す。

 64ビットのExtended Systemsは7月の顧客プレビュープログラム開始以来、これまでに2万部がダウンロードされた。最新版のβは.Net Frameworkとともに、8月2日にリリースされる。

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