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IBM DB2に複数の脆弱性、リスクは「高」

» 2004年09月03日 03時48分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のNGSSoftwareは9月2日、IBMのデータベースシステム「DB2 Universal Database」に複数の脆弱性が存在しているとして、アドバイザリを公開した。

 これらの脆弱性は、DB2 8.1 FixPak 6以前/DB2 7.x FixPak 11以前に存在している。その中には、リモートから任意のコードを実行される可能性のある、2種類のバッファオーバーフローの問題が含まれており、同社ではそのリスクは「高」もしくは「クリティカル」だとしている。

 ただしNGSSoftwareの説明はそこまで。同じタイミングで指摘したOracle製品の脆弱性同様、ユーザーが修正作業を行う猶予期間として3カ月の間、詳細の公開を控えるということだ。

 IBMでは先週より、これら脆弱性を修正したバージョン8.1用バージョン7.x用のFixPakを公開している。

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