ITmedia NEWS > 速報 >

MS、Visual Studio 2005 Standard Edition発表

» 2004年09月14日 08時59分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月13日、ビジネスアプリ開発ツールVisual Studio 2005のシリーズ製品「Standard Edition」を発表した。

 Standard Editionは小規模企業向けの開発ツールで、アマチュア向けの「Visual Studio Express」のシンプルさを維持しながら豊富な機能を提供、堅牢なスマートクライアントやWebアプリが作成できるとMicrosoftは説明。Visual Basic 6.0を使っている開発者はVisual Studio 2005 Standard Editionによって、.NET Frameworkへの移行が容易になるとしている。

 この発表は米フロリダ州オーランドで開催のVSLive!カンファレンスで行われた。開発部門副社長のソマシガー氏は「Visual Studio 2005でMicrosoftの目標は、一つのツールですべての開発者のニーズが満たせるという考えから離れることだった。Microsoftは、幅広いユーザーに向けてこれをさらに魅力的なものにする方向に進んでいる」と述べている。

 VSLive!ではさらに、「Visual Studio 2005 Beta 1 Refresh」のリリースも発表。この版にはコラボレーション強化用のツール「Visual Studio 2005 Team Foundation」が含まれる。

 また、「Visual Studio .NET 2003」「Windows Server 2003 Developer Edition」「SQL Server 2000 Developer Edition」をセットにした新しいスイート製品「Visual Studio .NET 2003 Special Edition」も併せて発表された。(→詳細記事)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.