シャープは、光学2倍インナーズーム機構とAF機構を搭載した200万画素CCDカメラモジュール「LZ0P3738」を10月から量産出荷する。ハイエンドカメラ付き携帯電話向け、サンプル価格は2万6250円(税込み)。
標準/2倍切り替え式のインナーズーム機構を、携帯電話向け200万画素CCDモジュールとしては業界で初めて搭載した。インナーズム機構のため、ズーム時にもレンズが飛び出さない上、18.9×9.2×19.2ミリ(容積3.34cc)と小型なため、折り畳み端末への組み込みが可能としている。
FIT(フレームインターライン)方式を採用し、スミア(強い光源がカメラに入ると上下に縞状の線が入る現象)を抑えた。CCDサイズは1/3インチ。最大1632×1224ピクセルの画像を撮影できる。640×480ピクセル時のフレームレートは15fps。レンズF値はワイド側で3.3、テレ側で4.9。
月産40万個を計画している。
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