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Oracle、新ソフト「Enterprise Planning and Budgeting」発表

» 2004年10月12日 07時20分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは10月11日、企業向けの企画・予算立案ソフト新製品「Enterprise Planning and Budgeting」(EPB)を発表した。管理職と一般社員の両方が日々の意思決定やプロジェクトにかかわることができ、長期的な目標達成に向けて組織の足並みをそろえることができると説明している。

 大部分の企業では、企画・予算立案に当たって内部の動きが統制されず、リアルタイムでプロセスが管理できない、部局間でビジネスモデルに食い違いが生じるといった問題が起きているとOracleは指摘。EPBではこうした問題に対応、自動化された計画・予算立案プロセスをアプリケーションに組み込んで運営経費の削減を図る。

 EPBは、Oracle Financial AnalyzerおよびOracle Sales Analyzerの後継となる製品。標準を基盤としたOracleのオープンなインフラへと拡張したことで、プロプライエタリな技術の必要性を排し、企画・予算立案に関連した保有コスト削減の一助になるとしている。

 即日発売され、価格はアプリケーションユーザー当たり2995ドル、リードオンリーのアプリケーションユーザー当たり595ドル。Oracle E-Business Suiteに組み込まれるが、単体のアプリとしても実行できる。

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