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NTT東日本の「Web Caster X400V」に不具合、ウイルスすり抜けの恐れも

» 2004年10月12日 20時20分 公開
[ITmedia]

 NTT東日本は10月12日、同社のIP電話対応ブロードバンドルータ「Web Caster X400V」に、一部のウイルスを検出できない不具合があるとし、ファームウェアのバージョンアップを呼びかけた。

 Web Caster X400Vは、受信されるメールに含まれるウイルスを検出する機能を備えている。しかしファームウェアの不具合により、電子メールにメールそのものが添付されている場合、それをウイルス検索対象として認識できないことがあるという。

 もしも添付されたメールや、添付されたメールにさらに添付されたファイルにウイルスが含まれていた場合、ルータによる検査をすり抜け、ユーザーの手元にウイルスが届いてしまう可能性がある。

 同社では、顧客に個別にメールを送付して問題を通知するとともに、Webサイトでも告知を行い、サポートサイトを通じてファームウェアをバージョンアップするよう呼びかけている。またフリーダイヤル(0120-867069)でも問い合わせを受け付けている。

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