日立製作所は10月15日、バンダイの新本社ビルの情報系システムをIAサーバ「HA8000」とWindows Server Systemで構築したと発表した。内線/外線電話も日立製IP-PBXを使いモバイルIP電話に切り替えた。
バンダイは今年4月、延べ床面積が従来比2倍の新ビルに本社機能を移転し、分散していた各部門の機能を集約した。情報系システムにはHA8000とWindows Server System、Exchage Server 2003、Office SharePoint Portal Server 2003を採用した。
モバイルIP電話を含む新システムの導入で、社内コミュニケーションの活発化や蓄積した情報の効果的な活用などを見込む。マイクロソフトのROI(投資対効果)算出サービスで見積もったところ、現行システムを使い続けた場合に比べ、年間約3億1000万円の利益が得られるとの結果が出たとしている。
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