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Dellと非営利組織IEF、スパイウェア対策キャンペーン展開

» 2004年10月16日 08時21分 公開
[ITmedia]

 米国のコンピュータの90%以上には何らかのスパイウェアがインストールされているが、これをどう発見・対処していいのか分からない人が大多数を占める――。米Dellと非営利組織のInternet Education Foundation (IEF)が10月15日、こんな調査結果を発表した。

 この調査は、DellとIEFが実施している消費者啓発キャンペーン「Consumer Spyware Initiative」 (CSI)の一環として行われた。キャンペーンでは来年までの期間中、米国のブロードバンドユーザー数に相当する少なくとも6300万人の啓発を目標としている。

 IEFのGetNetWiseサイトを通じて消費者向けに複数のスパイウェア対策ツールを紹介するほか、電子メールやdell.comのサイト経由でDellユーザーと直接連絡を取る。ほかのIT企業や業界団体にも、GetNetWiseの啓発資料を利用者に配布するよう働きかける方針。

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