米Intelは10月25日、パンダ生息地として知られる中国四川省の臥龍自然保護区にブロードバンドとワイヤレス通信ネットワークを導入したと発表した。絶滅の危機に瀕しているパンダの保護と研究に役立ててもらう狙い。
保護区ではこれまで、携帯電話やダイヤルアップ接続はごく一部でしか利用できなかったが、今回802.11 bの無線LANを導入するなど通信ネットワークを強化、管理施設やパンダ博物館、パンダ保護研究センターなどの主要エリアに行き渡らせた。
これによって、5台のカメラを使ったビデオ監視システムなどのデータにアクセスしやすくなり、研究者たちは現在、Centrino搭載のノートPCを使って、パンダの写真やビデオ、データといったデジタルコンテンツの交換や管理を行っているという。
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