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エプソン、デバイス好調で中間純利益2.4倍に

» 2004年10月26日 15時20分 公開
[ITmedia]

 セイコーエプソンは10月26日、2004年4−9月中間期連結決算を発表した。カメラ付き携帯電話の普及で画像処理LSIなど電子デバイス事業が好調で、営業利益、経常利益とも前年同期比2倍に、純利益は同2.4倍に増えた。

 携帯電話、デジタルカメラ需要の拡大に応じてシステムLSIと水晶振動子・発振器で大幅な増収。プロジェクター用高温ポリシリコンTFT液晶パネルは小型化で単価は下落したものの、プロジェクター市場の好調で大幅増収となった。

 プリンタ事業では、単機能インクジェット機の販売数量が減ったものの、複合機の成長で増収。スキャナは複合機の需要拡大のあおりを受けて大幅減収となった。

 売り上げ高は6834億7300万円(同3.9%増)、営業利益は658億6600万円(同98.9増)、経常利益は637億300万円(同98.4%増)、純利益は394億7300万円(同138.3%増)。

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