太陽誘電が11月10日発表した4−9月中間期連結決算は、営業利益が前年同期比50.2%増となる46億3200万円だった。DVDメディア事業の好調などで増収増益となった。
DVD±Rメディア事業では予測を上回るペースで市場価格の下落が進んだが、「純国産」を売り物にした高付加価値製品が貢献し、CD-Rなどを含む記録メディア事業全体は同6.0%増の154億1800万円となった。
売上高は885億7900万円(同11.4%増)、純利益は21億5900万円(前年同期は赤字)だった。
通期では、連結売上高は前期比2.2%増の1670億円を見込むが、年末商戦以降のデジタル家電生産の減や電子部品価格の下落などから需要状況は厳しく、営業利益は同45.4%減の60億円と予想した。
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