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ニコン、デジカメとステッパーが好調で営業益、純益とも大幅増

» 2004年11月15日 20時42分 公開
[ITmedia]

 ニコンが11月15日発表した4−9月中間期連結決算は、営業利益が前年同期比385.5%増となる80億9400万円になった。

 デジタルカメラや半導体製造装置(ステッパー)の海外販売が好調で売上高は同29.6%伸びたが、従来予想は80億円下回った。

 デジタルカメラは「D70」が一眼レフ市場でシェアを拡大した上、510万画素機「COOLPIX5200」などを投入してラインアップを拡充し、特に海外で市場の伸びを上回る販売増を達成した。一方銀塩カメラは一眼レフ、コンパクトとも大幅減となった。映像部門の売上高は1740億9800万円(前年同期比22.1%増)、営業利益は71億9600万円(同53.6%減)だった。

 全体の売上高は3121億9700万円(同29.6%増)、経常利益は46億6600万円(前年同期は5億1500万円の赤字)、純利益は78億800万円(同281.5%増)。

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