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PET-CTでがん検診後はフランス料理──高級クリニックがオープン

» 2004年11月16日 17時54分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 医療法人社団のあんしん会は、最新の検査機器を備えたクリニック「四谷メディカルキューブ」を来年5月、東京・四ツ谷(千代田区二番町7−7)にオープンする。苦痛なくがん検診できる最新機器「PET-CT」を都内で初めて備えるほか、内視鏡を使った手術も可能。女性向けには、アロマテラピーやエステサービスも提供する。

病室のイメージ

 「検診センター」には、PET-CT×3台のほか、MRI、マルチスライスCT、マンモグラフィなど、最新の検査機器を設置し、精密な検診を受けられる。各機器で撮影した画像は「画像診断センター」で専門医が診断。近隣の医師からの検査依頼や画像診断依頼も受けるという。

 腹腔鏡や胸腔鏡による内視鏡手術を行う「きずの小さな手術センター」や、女性中心のスタッフが、婦人科系の検査や診察を行う「ウィメンズセンター」を備える。ウィメンズセンターでは、しみ、しわの改善といったメディカルエステや、脱毛サービス、アロマテラピーサービスも提供する。

 病室19室はすべてホテル仕様。フランス料理シェフの三國清三さんがプロデュースする院内レストラン「ミクニマンスール」は、フランス料理を低カロリーにしたオリジナルメニュー。病院で本格フランス料理を提供するのは国内初だという。

 セコム医療システムと提携し、会員制の健康管理サービス「セコム健康くらぶ KENKO」も提供する。入会金157万5000円と年会費45万1000円を支払えば、メディカルキューブで年1回、1泊2日の人間ドックや、担当医による健康相談などを受けらられる。

 会員の検査にはエスコートが付き、会員専用サロンが利用可能。検査結果はインターネット経由で自宅PCから閲覧できる。

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