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電子機器アクセシビリティJIS素案、公開レビュー開始

» 2004年11月18日 18時30分 公開
[ITmedia]

 情報通信アクセス協議会(会長:齊藤忠夫 東京大学名誉教授)はこのほど、高齢者や障害者らが使いやすい電子機器を設計するための指針(電子機器アクセシビリティ)のJIS素案をまとめ、公開レビューを開始した。12月10日までコメントを受け付け、内容に反映させる。

 素案では、電子機器の開発設計時に配慮すべき共通要件に加え、特に固定・携帯電話、FAX、TV電話では個別に配慮ポイントを詳細に定めた。

 素案は、JIS X 8341として規格化された一連のアクセシビリティ規格の1つとしてまとめたもの。今年5−6月にかけて「共通指針」(X8341-1)、「情報処理装置」(X8341-2)、「ウェブブコンテンツ」(X8341-3)が制定されている(関連記事参照)。本年度内に電気通信機器と「事務機械」について規格化する計画だ。

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