独Infineon Technologiesは、チャネル長18ナノメートルと世界最小のナノチューブトランジスタを開発したと発表した。従来のトランジスタの約4分の1サイズにあたるという。
直径0.7−1.1ナノメートルのカーボンナノチューブを成長させた。0.4ボルトの電圧で、15ミリアンペア以上の電流を流せるという。シリコンの約10倍の電流密度を観測したとしている。
同社によると、カーボンナノチューブを使えば0.35ボルトでの動作も可能。トランジスタ微細化のペースを落とさずにすむとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR