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任天堂の中間、純利益は464億円に

» 2004年11月25日 21時16分 公開
[ITmedia]

 任天堂が11月25日発表した2004年4−9月中間期連結決算は、純利益は464億円となった。「ファミコンミニ」が世界でヒットするなど、ハード販売の落ち込みをゲームソフトのヒット作が補った。

 売上高は前年同期比11.1%減の1880億900万円。ハード販売が前年同期を下回ったものの、ソフトウェアの販売増で営業利益は同39.1%増の400億1300万円に。361億円の為替差益などで経常利益は792億円(前年同期は58億4900万円の赤字)となり、純利益は464億円(同28億8500万円の赤字)となった。

 販売実績は、ゲームボーイアドバンス(GBA)が国内135万台、米大陸380万台、その他240万台で合計673万台(前年同期は834万台)。ゲームキューブ(GC)は国内14万台、米大陸99万台、その他26万台で合計140万台(同89万台)。GBA用ソフトは国内920万本、米大陸2179万本、その他691万本で合計3790万本(同2991万本)。GC用ソフトは国内204万本、米大陸1243万本、その他362万本で合計1809万本(同1450万本)。

 米国では既にニンテンドーDS(NDS)を発売、国内でも12月2日に発売する。NDSの国内受注は200万台に達し、今期販売台数予想を500万台に上方修正した。通期売上高は5400億円、経常利益は1500億円、純利益は900億円を見込んでいる。

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