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平成電電、直収電話契約者のNTT加入権を買い取り

» 2004年11月26日 18時48分 公開
[ITmedia]

 平成電電は、直収型固定電話サービス「CHOKKA」(旧:平成電話)に申し込んだユーザーのNTT施設設置負担金(加入権料)を、最大3万6000円で買い取るキャンペーンを12月1日にスタートする。

 CHOKKAは、ユーザーの回線を平成電電のインフラに直収する固定電話サービスで、NTTの電話加入権なしで利用できる(関連記事参照)

 法人ユーザーからは原則、全回線を3万6000円で買い取る。個人ユーザーは、CHOKKAとADSLサービスのセット「CHOKKAまるごとインターネット」に申し込めば、3万6000円で買い取ってもらえる。個人ユーザーがCHOKKA単独で申し込む場合は、利用開始翌月の利用状況に応じて買い取り額を算定する。

 CHOKKA申し込み済みユーザーも、サービスプランを変更すれば買い取り対象になる。個人、法人とも最低利用期間は3年で、3年未満で解約すると違約金が発生する。

 NTT東西地域会社の電話加入権料は現在、7万2000円(税込み7万5600円)だが、来年3月から3万6000円(税込み3万7800円)に値下げされることが決定している(関連記事参照)。同決定の発表後、電話加入権料の取引価格は大幅に下がり、買い取りを中止している業者も多い。

 平成電電は同日、サービス料金の変更も発表した。CHOKKAのプッシュホン接続の利用料金を従来の月額370円(同388.5円)から無料にするほか、CHOKKAまるごとインターネットの月額利用料は3600円(同3780円)から4100円(同4305円)に値上げする。

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