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オリンパス、μDIGITALに2.5インチ大型液晶搭載の500万画素3倍ズーム機を追加

» 2004年11月29日 10時00分 公開
[ITmedia]

 オリンパスイメージングは11月29日、高視野角の2.5インチ大型液晶ディスプレイを搭載した500万有効画素光学3倍ズームコンパクトデジカメ「μ-40 DIGITAL」を12月10日に発売すると発表した。

500万有効画素光学3倍ズームデジカメ「μ-40 DIGITAL」

 10月に販売開始した400万有効画素2倍ズームコンパクトデジカメ「μ-mini DIGITAL」と同様に、電源ONと同時にレンズバリアがカメラの内側に瞬時に開く「トップバリア」機構を採用して、レンズ部とボディの間に凸凹がないフラットなデザインと起動時間1秒以下の高速起動を実現した。μDIGITALシリーズ全体の特徴である生活防水機能も継承する。

 ボディカラーは、「ダイヤモンドダスト」(シルバー)、「エクリプスナイト」(ネイビー)、「レッドムーン」(レッド)の3色。価格はオープンで、予想実売価格は4万5000円前後の見込み。

 μ-40 DIGITALは、99(幅)×31(奥行き)×55.5(高さ)ミリ、165グラム(本体のみ)のコンパクト・軽量ボディに、1/2.5インチ500万有効画素CCD、焦点距離35〜105ミリ相当(35ミリフィルムカメラ換算)の光学3倍ズームレンズ、2.5インチ約21万5000画素の「ハイパークリスタル液晶」を搭載する。

背面を大きく占有する2.5インチ約21万5000画素の「ハイパークリスタル液晶」

 ハイパークリスタル液晶は、従来製品に搭載している半透過型液晶に比べてコントラスト比が約3倍高く、視野角も上下/左右160度と広い。このため、光の強い屋外やハイ/ローポジションの撮影時でも、被写体をきれいにくっきりと見ることができるという。

 撮影した写真をメモリカード内でアルバムとして整理できる新アルバム機能や、写真を撮影した日付で整理できるカレンダー機能など、大型液晶ディスプレイ上での鑑賞を想定した新機能を搭載した。

 撮影関連では、シャープでクリアな画質を実現できる同社独自の高速画像処理エンジン「TruePic TURBO」や、それぞれの撮影シーンに最適な設定で撮影できる20種類のシーンプログラム、多点マルチAF機能、被写体に7センチまで寄れるスーパーマクロ機能などを装備した。

 水中撮影用に、40メートル防水の専用防水プロテクタ「PT-026」をオプションで用意する。

 μ-40 DIGITALの主な仕様は以下の通り。

製品名μ-40 DIGITAL
撮像素子1/2.5インチ500万有効画素CCD
レンズ光学3倍ズームレンズ、焦点距離:35〜105ミリ相当(35ミリフィルムカメラ換算)、開放F値:F3.1〜5.2
最大記録サイズ静止画2560×1920ドット/動画320×240ドット
記録メディアxDピクチャーカード
撮影感度オート/ISO 64/100/200/400
オートフォーカスTTLコントラスト検出AF、スポットAF、多点マルチAF(iESP AF)
測光方式デジタルESP、スポット
露出補正±2EV、ステップ:1/3EV
ホワイトバランスオート、プリセット6種類
シャッタースピード1/2〜1/1000秒(夜景モード時:最長4秒)
撮影範囲通常:50センチ〜∞、マクロモード:20センチ〜、スーパーマクロ:7センチ〜
連写約1.5コマ/秒、約4枚(HQモード時)
液晶ディスプレイ2.5インチ約21万5000画素
バッテリ専用リチウムイオン充電池
サイズ99(幅)×31(奥行き)×55.5(高さ)ミリ
重量165グラム(本体のみ)

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