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年末商戦の出費がオンラインにシフト

» 2004年12月07日 08時14分 公開
[ITmedia]

 コンシューマーが11月にオンラインでの買い物に費やした額は、前年同月から19%増えて88億ドルに上ったことが、Goldman Sachs、Harris Interactive、Nielsen//NetRatingsが12月6日発表した年末商戦動向に関する報告書で分かった。

 この報告書は、消費者約1000人を対象に実施した調査をもとにまとめられた。11月中に最も支出額が多かったのはアパレル/衣料の15億ドルを筆頭に、玩具/テレビゲーム(ハード・ソフト)の10億ドル、ビデオ/DVDの8億8200万ドルの順。特に玩具/テレビゲームは前年比で43%増と最も大きな伸びを示した。

 「幾つかの分野で販売額の大きな伸びが見られ、われわれはこの年末商戦の出足について引き続き前向きな見方を維持している。今季の販売額の伸びは、コンシューマーの出費がインターネットにシフトしつつあることを示すものだ」。Nielsen//NetRatingsの上級アナリスト、ヘザー・ドハティ氏はこう解説している。

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