シャープは12月16日、2000年4月〜5月に発売したブラウン管TV「28C-PB1」「32C-PB1」で、映像が乱れたり煙が出るおそれがあるとし、計3000台を無償点検・修理すると発表した。
画像補正用部品と基板との接続部で、ハンダの量が不足していたのが原因。時間の経過とともにハンダの状態が不安定になり、映像にノイズが入ったり歪むことがあるという。継続的な放電により、煙が出たり基板の一部が焼損することもあるとしている。同社によると、これまでに報告された故障件数は54件。
対象となるのは、各機種1500台ずつ。問い合わせは0120-18-5228から。同社技術者がユーザー宅を訪問し、点検・修理する。
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