コナミは12月16日、コナミコンピュータエンタテインメントスタジオ(コナミSTUDIO)など上場子会社3社を2005年4月1日付けで吸収合併すると発表した。分散していた開発リソースを本体に集中し、今後成長が見込めるオンライン事業へシフトする。
吸収するのは、コナミSTUDIOとコナミコンピュータエンタテインメント東京(コナミTYO)、コナミコンピュータエンタテインメントジャパン(コナミJPN)。コナミを存続会社とし、合併比率はコナミ1に対し、コナミSTUDIOが0.42、コナミTYOが1.0、コナミJPNが0.81。
またオンライン事業の中核会社・コナミオンラインも同時に吸収する。
コナミグループでは開発子会社がゲームソフトを制作し、コナミ本体がパブリッシャーとして商品化、子会社を通じて販売する仕組みだった。今後はコナミ本体に制作機能を集中、企画制作から商品化権の取得、プロモーションまで、パブリッシャー機能を一貫して担当。意志決定の迅速化を図る。オンライン子会社も併せて吸収することで合併効果を高め、オンライン事業へのシフトやアミューズメント事業などとの事業間シナジーの加速を急ぐ。
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