ITmedia NEWS > 速報 >

ブレードサーバのRLX、ハード事業から撤退

» 2004年12月24日 08時57分 公開
[ITmedia]

 ブレードサーバの草分けとして知られる米RLX Technologiesは12月23日、ハードウェア事業から撤退し、代わりにサーバ管理ソフトの「RLX Control Tower」を中核製品に据え、同ソフトのマルチベンダー化を進めていく計画を発表した。

 同社はRLX Control Towerを、すべての主要なブレードおよびサーバプラットフォームに対応させていく計画で、ただちに主要ベンダーとの連携を開始するとしている。同社既存のブレードサーバ利用者に対するサポートは継続する。

 ブレードサーバ市場はHewlett-Packard、IBM、Sun Microsystems、Dellなど大手の参入で競争が激化している。

 RLXにとって新戦略は大きな方針転換となるが、同社では、顧客と業界のRLX Control Towerに対する反応を検討した結果だと説明している。「顧客は、契約済みのシステムベンダーから適切なサーバ管理ツールが提供されることを望んでいる」と同社。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.