ブレードサーバの草分けとして知られる米RLX Technologiesは12月23日、ハードウェア事業から撤退し、代わりにサーバ管理ソフトの「RLX Control Tower」を中核製品に据え、同ソフトのマルチベンダー化を進めていく計画を発表した。
同社はRLX Control Towerを、すべての主要なブレードおよびサーバプラットフォームに対応させていく計画で、ただちに主要ベンダーとの連携を開始するとしている。同社既存のブレードサーバ利用者に対するサポートは継続する。
ブレードサーバ市場はHewlett-Packard、IBM、Sun Microsystems、Dellなど大手の参入で競争が激化している。
RLXにとって新戦略は大きな方針転換となるが、同社では、顧客と業界のRLX Control Towerに対する反応を検討した結果だと説明している。「顧客は、契約済みのシステムベンダーから適切なサーバ管理ツールが提供されることを望んでいる」と同社。
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