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日本人のクレジットカード利用意識に変化

» 2004年12月27日 17時10分 公開
[ITmedia]

 ビザ・インターナショナルは12月24日、「ペイメントカードに対する消費者意識調査」の結果を発表した。

 これによると、消費者のカードに対する意識は、「10年前に比べてカード利用できる場が随分増えた」が92%、「多額の現金を持ち歩くよりカードを使う方がよい」が73%、「例え少額でもカードを使うことが普通になってきた」が63%など、日本人のカード利用に対する意識が変化していることがわかったという。

 カード利用の場としてニーズが高かったのは、病院や薬局などの医療機関、コンビニエンスストアやファーストフード店、光熱費や公共料金などだった。

 回答者の97%は、デビットカード「J-Debitカード」対応キャッシュカードを保有していると答えたが、実際に利用しているのはそのうちの12%にとどまった。利用しない理由は「存在は知っているが、J-Debitについてよく知らない」「必要がない」「どこで使えるか知らない」など。一方で、J-Debit利用者の71%は「便利」だと回答している。

 インターネット決済でのカード利用をたずねたところ、34%は「インターネットショッピングでのカード利用にあまり自信がない」、23%が「全く自信がない」と、過半数の人はネット決済に不安を感じているようだ。また同社がインターネット決済向けに提供している「VISA認証サービス」を認識している人もわずか5%だった。

 電子マネー「Edy」については、21%が「名前は聞いたことがある」と答え、17%が実際に利用したことが「ある」とした。また、携帯電話を利用したVISA決済「VISAッピ」を知っているのは11%だった。

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