米Microsoftは先月買収によって取得したスパイウェア対策ソフトのβ版リリースに向けた準備を進めている。しかし、電子メールサーバのExchangeで約束していたスパム/ウイルス対策機能強化は遅れる予定だ。
同社は先月、Giant Company Softwareを買収してスパイウェア対策ソフトを取得したが、広報によれば、その1カ月後の1月16日までを目標として、このソフトのパブリックβをリリースする。一方、12月にメディアに送られてきた声明によれば、電子メールセキュリティ技術のパッケージであるExchange Edge Servicesの要素は提供が遅れ、Exchange Serverの次期メジャーリリースまでずれ込むことになる。
MicrosoftではGiantを買収した12月16日から1カ月以内に、Giant AntiSpywareソフトの無償評価版をリリースする計画。しかし広報担当者は、具体的なリリース日についても、このリリースに盛り込まれる機能についてもコメントを避けた。
MicrosoftのファンサイトNeowin.netには、コードネーム「Atlanta」と呼ばれる同ソフトのβ版は既に内部のテスターに配布済みだとの情報が掲載されているが、Microsoftはこれについてもコメントしなかった。Neowin.netには、「Microsoft AntiSpyware」という製品から撮ったと思われるスクリーンショットも掲載されている。
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