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Symantec、メールセキュリティアプライアンスに進出

» 2005年01月25日 08時15分 公開
[ITmedia]

 米Symantecは1月25日、スパムやウイルスから企業の電子メールシステムを守るためのセキュリティアプライアンス「Symantec Mail Security 8100 Series」と「同8200 Series」を発表した。いずれも2月に発売予定。

 8100 Seriesは企業のネットワークに届く迷惑メールの量を減らすためのアプライアンスで、大企業やISP向けとなる。TCPのプロトコルレベルでトラフィックを絞り込み、スパムが企業ネットワークに侵入する前に阻止するため、電子メールインフラコストとストレージ容量の削減につながるとしている。

 提供モデルはユーザー2000人以上の組織向けの「8160」。アプライアンス1台で最大75万のユーザーアカウントを保護でき、複数台をクラスタ化して使うことも可能。

 一方、8200 SeriesはSymantecのBrightmail AntiSpamおよびAntiVirus技術を組み込んでスパムとウイルスを食い止める。ボリューム管理、攻撃防止、コンテンツフィルタ、暗号化、偽装防止、アーカイブ機能も盛り込まれ、セキュアな電子メールゲートウェイを提供。ユーザー100〜1000人の組織向けの「8240」と、1000人以上の組織向けの「8260」の2種類のモデルが発売される。

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