米Microsoftのビル・ゲイツ氏は2月2日にプラハで開く公共セクター首脳陣向けの会議で、同社の政府機関向けセキュリティ戦略拡大を発表する予定だ。同社に近い筋が明らかにした。
この発表は、同社主催で1日に始まった欧州政府首脳フォーラムの場で行われる。開幕に当たっては欧州/中東/アフリカ地域CEOのジャン-フィリップ・コルトワ氏が講演、Microsoftは公共セクター首脳から寄せられた反響を基に、政府機関への参画を深めていると語った。
ゲイツ氏は2日の基調講演でセキュリティに重点を置いて話す予定だとコルトワ氏は言い、発表があることをにおわせた。
Microsoftは既にGovernment Security Program(GSP)を立ち上げており、これに基づいてWord 2003、Office 2003といったアプリケーションのソースコードを公開、公共セクターの顧客が同社製品の隠された部分の一端を見て自らセキュリティを評価できるようにしている。
同社が公共セクターの顧客向けに、今後このような情報をさらに公開することを期待してもらっていいとコルトワ氏は話し、同社のセキュリティ戦略は「オープン、予見可能、透明」であることを意図していると言い添えた。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR