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MS、政府機関にOffice 2003のソースコード開示

» 2004年09月21日 08時08分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは9月19日、政府機関向けのソースコード開示プログラムを拡大、新たに「Office 2003」のソースコードを公開すると発表した。

 昨年導入したGovernment Security Program(GSP)の下、各国の政府機関とShared Sourceライセンスを結び、Office 2003のソースコードと技術情報を開示する。

 同プログラムにはまず英国政府が参加。英内閣府のスティーブ・マーシュ氏はMicrosoftの広報資料に「今回のソースコード開示は、Officeスイートのセキュリティに関する側面を英国が理解する一助となり、幅広いシナリオにおいてセキュアな導入を支援するものだ」との談話を寄せている。

 GSPは、Microsoftのソースコード開示プログラムShared Source Initiativeの拡張版として昨年1月に導入。各国の政府向けに無償でWindowsのソースコードを提供している。Microsoftによれば、これまでにオーストリア、中国、ノルウェー、ロシア、スペイン、英国政府との間でGSP契約を取り付けたという。(→詳細記事)

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