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Intel、4〜6月期にデスクトップPC向けデュアルコアプロセッサ投入

» 2005年02月08日 08時56分 公開
[ITmedia]

 米Intelは2月7日、デスクトップPC向けのデュアルコアプロセッサを4〜6月期中に投入する計画を発表した。同社初のマルチコアプロセッサとなる予定で、「PCが2つ以上の“頭脳”を備える時代の幕開けを告げる」製品になると説明している。

 4〜6月期中に、Pentiumシリーズで2種類のデュアルコアプロセッサと対応チップセットを投入する計画。このうち「Pentium Processor Extreme Edition」はハイパースレッディング技術を採用、4つのソフトウェアスレッドを同時処理できる機能を備える。

 これに対応した新チップセットの「955X Express」(コードネームGlenwood)は、Intel High Definition Audio、PCI-Express、デュアルチャネルのDDR-2メモリといった機能を搭載。ゲームやオーディオ、ビデオなどエンターテインメント指向のPCに理想的なプラットフォームになるとしている。

 また、メインストリーム向けのデュアルコアプロセッサ(コードネームSmithfield)と、これに対応したチップセット「945G Express」「945P Express」(コードネームLakeport)も4〜6月期中に提供開始予定。

 PCメーカーではDellがハイエンドシステムでIntelのデュアルコアプロセッサを採用すると表明した。

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