米Novellは2月14日、「eDirectory」のアプリケーションプログラミングインタフェース(API)の一部をオープンソースプロジェクトのFreeRADIUSとSambaに提供したと発表した。
具体的には、セキュリティ関連のeDirectory APIを活用するために必要なコードを提供。これにより、オープンソース開発者はセキュアな認証エンジンとしてeDirectoryを利用できるようになると説明している。また、従来はLDAP(Lightweight Directory Access Protoco)に対応できなかったプロトコルでもセキュアな認証が可能になるという。
eDirectoryはNovellのID/アクセス管理ソリューション「Nsure」の基盤として利用され、ユーザー、デバイス、アプリケーションデータのID保管場所とそれを司るポリシーを提供している。
Novellはまた、eDirectoryをFreeRADIUSプロジェクトと統合するために必要なコードも開発した。eDirectoryの次期バージョンはFreeRADIUSのサポートを組み込んで出荷される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR